magisyaのブログ

小説となぞなぞを投稿してます

2021-01-01から1年間の記事一覧

初めての拡散

初めての拡散です。これを見た後居ても経っても居られませんでした。影響力の少ないブログですが、一人でも多くこの動画を見て、呪縛から解き放たれて欲しいです。 私は、色々な疑問がこの動画で全て解決しました。清々しい気分です。 rumble.com 一応拙いな…

その名に反する金賀内蔵

「じゃあ次は俺だね。俺は貧乏で苦しんでいた過去の出来事をネタにしている金賀内蔵かねがないぞうだ。 まあ、いずれ売れてしまったらこのネタで笑ってくれる人はいなくなるから新ネタも考えないといけなくなるが、そうなったら面倒だし、冷麺屋でも開業する…

777

「?」 「ゴホゴホッ……ぺっぺっ何よこれ!」 「何を吐いたんです?」 「分からない……多分埃ね」 「何が起こったんです?」 「夢を見た……変な眼鏡を掛けた禿げ親父が、二週に渡って持論を喋り続けているシーンよ……」 ぬ? まさか私か? いや、私は禿げてない…

語り部のお笑い論 後編

☆前回のあらすじ☆ 3番の腕章を付けた鎌瀬と言う、およそ芸人とは微塵も思えない程に普通の男が放ったお笑い論に、私は一般人の視点から反論を試みた。 だが、熱く語っている内に全身の疲れが出始め、特に喉が限界に来た為に、不本意であったが中断してしまう…

語り部のお笑い論 前編

こんにちは! 私は語り部だ。では、前回の約束を果たすとしよう。 前回鎌瀬は自分の欠点を持っている芸人は、いじって貰え、お笑い的には美味しいのだよ? と、言っていた。 ……言いたい事は少し分かる。ほんの少しな。だが、違うのだ……この男の思想は何かが…

エリート鎌瀬犬吉

すると、プチ女子会を楽しんでいる二人の間に、一人の男が横槍を入れて来る。 「ねえアリサちゃんだっけ? さっき両親とも刑事の娘とか言っていたよね? 僕は鎌瀬犬吉かませいぬきちだ。 得意ジャンルは、オールジャンル」 「オールジャンルゥ?」 怪訝な表…

選手控室 昼食休憩中

「でも確かに、私の生まれる前に活躍した過去のロボットも沢山出てきて、そのパイロットの性格とかも、そのパイロットが覚えている6つのマインドコマンドの内容で大体分かるし、お得な感じはある。 他にも昨日戦士ガンバレでは、敵パイロットも魅力的で、赤…

昼食の時間

「よっしゃあ頑張ったから腹減ったー! いっただっきまーす!」 8番の腕章を付けた選手が、室内に響き渡る位の大声でいただきますし、弁当を食べ始める。 気弱になったアリサは、その男と正反対の一番隅っこに腰掛ける。 もし対面に腰掛けたら、話しかけて来…

最修問題

「はあはあッ走るのって辛いわねえ……こんなに走ったら朝食った牛丼がリバースしちゃうよ」 そんな事をしたらヒロインからモブに格下げされるぞ! もし戻しそうになっても顔を両手でしっかり押さえて耐え凌ぐのだ! 「次の写真はこちらです」 「あっ!!」 ス…

予選二回戦

選手達は筋肉からウォダーインゼリーを渡され、その場で休憩していた。 「何か体力ともう一つ何かの値が回復する気がするわ」 恐らくMPが回復しているのだろう。本当に疲れた時はその感覚が実感できる。 「そろそろスクリーンの脇の機械両方起動しといて―」 …

16人の英雄決定

「リーダーごめんね? 時間取っちゃって。こんなモブが沢山語っちゃったわ。ふー……でも、なんかスッキリした♪」 自分でモブとは言ってはいるが、最早主役のアリサを喰う程の存在感。 「ああ」 「ヒャア……リーダー……そんな過去があったなんて……そう言えば桜花…

わたしは 貴方を……

「糖質か……思い出しちゃうな。すっかり忘れていたと思ったのになあ……悔しいけどまだ残ってたんだ……ねえ、ちょっと悪いけどこれから5~6~7~8000文字位語るね。断っても無駄よ? あなたが思い出させちゃったんだからね?」 ふむ、5~6~7~8000文字位ならサ…

ジャイアントキリング

現在早乙女は移動不可能。まな板の上の鯉状態。そして、いつ放たれるか分からぬ1位の言葉に怯えつつ、アリサの口元を注視し、いつ来ても良い様にアーアーバリアで対抗する。 「アーアーアーアー、アーアーアーアー」 ミシッ メキッ しかし、彼女のその行動に…

知恵 VS 力

「言葉で決意を表明しても、それだけで通れる程私は甘くはないわよ? あっ、(│││焦│││)優しくはないわよ?」 ぬ? 何故だ? 「だよね……これじゃあ修ちゃんに……会えないよ……」 (え? 今焦りながら言い直した? 何でそんな事をしたの? ……まさか!!) 「あ…

アリサVS早乙女

「凄いのねあなた。じゃあお願いするわ。でも今回ばかりは本当に人生諦目る所だったもの……でも男さおと目真琴! 目げる訳にはいかなかったわ。 こんな姿見られたら、修様に笑われてしまうもの……」 「あなた女の子でしょ? でも真琴さんって言うのね? 男の子…

アリサを知る者

「え? 何で知ってるの?」 「昨日、運動場の天井のバレーボールを取ってあげた筈よ?」 「もしかして……早乙女さん?」 「覚えていてくれたんだね? 嬉しいね」 会った時は練習着の為、パッと見ただけでは気付けなかったが、この女性は、前日ホテルで会った…

予選1回戦

「第一問です! お笑い用語の天丼とは、同じギャグを何度も繰り返す事である○か×か? 制限時間は3分です。ではお考え下さい!」 「簡単ね○よ。3分もいらないわねwここで止まっていれば良いわ」 「フンガー」 男はアリサに従順である。フンガーとしか喋れな…

ボケ人間コンテスト エントリー開始

アリサは、会場内に入り、そこから5メートル位進んだ所にある受付に足を運ぶ。 本来は外での受付の筈だが、異例の暑さの為、冷房の効いた会場内での受付に急遽変更した様だ。 既に受付を終えた選手達は、会場内で涼んで待っていたり、外で、発声練習をしてい…

2話 ボケ人間コンテスト会場

携帯ショップを出ると、やはり厳しい日差しが容赦なく照らす。日傘が無いと歩くのも嫌になる気温。 アリサは手持ちのスケッチブックを頭にかざし、日よけ代わりにする。 綺麗な赤と白のブロックで作られた道を10分程歩くと大きなドーム型の会場が見えてきた…

私の行く先々で事件が起こる件について2話 1話 再会 そして

「こんにちは! 私はアリサ。この間、オーナーは本当に酷かったけれどすごく素敵なホテルに泊まる事になったの。 でもそこで変な事件に巻き込まれて……とっても怖かったわ」 巻き込まれてでは無く自ら首を突っ込んでの間違いであるが、本人は気づいていない。…

私の行く先々で事件が起こる件について 46話

最終話 新たなる力 「えーーーー? あんなに苦労したのにぃ……ぷー」 嬉しい話ではあるが 今まで必死に探していたのを考えると 肩透かしを食らった気分である。 だがよく考えればアリサは最後の最後に お姉さんを殺してしまうかもしれなかったのだ。 主人公に…

私の行く先々で事件が起こる件について45話

45話 優しさのプログラム そして、部屋に戻ると 手付かずのくさやおにぎりやブルーチーズなどの 臭い料理が置いてあった。 その臭いに苦しむ体力すらなく眠る事に。 ベッドに入ると数分で眠ってしまった。 ♪テーレーレーレーレッテンテーン♪ え? 何の音です…

私の行く先々で事件が起こる件について 44話

44話 真相 「はい、この事件は、私と八郎君の共犯で行いました。 私は、ビュッフェ内で照代さんを尾行し 野菜のコーナー近くに移動すると思ったら 八郎君に連絡していました。 それと、私がサラダのシェフを睡眠薬で眠らせて 402号室で今も眠って貰っていま…

私の行く先々で事件が起こる件について 43話

43話 真犯人 ここより解答編になる。 まだ犯人が分かっていない方はここで一旦止めて 遡り真相を推理してもいいだろう。 気にならない方は進んでくれ。 第12章 真犯人 「八郎さん……どうして普通のジュースが飲めたの?」 アリサは少し悲しげな表情で 涼しい…

私の行く先々で事件が起こる件について 42話

42話 斉藤隆之の過去 後編 女性の悲鳴。それが、平和な夕暮れ時に響き渡った。 悲しみと絶望と恐怖と後悔が混ざった悲鳴。 怒りと疑問と憎しみと軽蔑が混ざった悲鳴。 様々な負の感情が混ざった悲鳴。 声を絞り切るまで、喉が擦り切れるまで そして、息が続…

私の行く先々で事件が起こる件について 41話

--------------------------35年前---------------------------- 「きゃー遅刻遅刻ー(汗)」 足早に走る眼鏡を掛けた女学生。 焼きたてのジャムトーストを口にしたまま 曲がり角へ差し掛かる。 すると……もう何回これと同じ事が 恋愛ドラマの一話で起こった…

私の行く先々で事件が起こる件について 39,40話

39話 閃き 迷う ドアを開けるとそこには 神妙な面持ちの照代が立っていた。 「思い出した事があったの。話聞いてくれる?」 「そう、わかったわあがって 今日は来客が多いわね」 「刑事さんもしかして怒ってる? やっぱり帰ろうか?」 「大丈夫よ、話を聞か…

私の行く先々で事件が起こる件について 37、38話

第10章 推理開始 部屋に戻ると、ママも既に聞き込みから戻っていた。 「アリサお帰り。しかし、大変な事になったわね。 警察の人が、会場にいた人全員に 外へは出ないで下さいと言っていたわ。 犯人がまだいるかもしれないし、全員が容疑者だから ホテルから…

私の行く先々で事件が起こる件について 35,36話

35話 スライディング&ライティング 「ねえあの子、鬼の様な形相で スライダーを滑っているわ。 怖いわ……何でかしら?」 一人のおばあさんがアリサを発見し 隣にいるおじいさんに伝える。 その老夫婦は、息子と一緒にプールに来ている様だ 「あー? ばあ様や…

私の行く先々で事件が起こる件について 34話

夜のプールに輝く 第9章 プールでの激闘 「よし展示室の問題も完全解決したし プールに行ってみよう」 しかし、あの激闘の直後に すぐ別のダンジョンに向かうのは 非常に危険だと思うのだが大丈夫なのか? 若いというのは羨ましいのもあるが 一歩間違えれば…