magisyaのブログ

小説となぞなぞを投稿してます

私の行く先々で事件が起こる件について 44話

44話 真相

 

「はい、この事件は、私と八郎君の共犯で行いました。

私は、ビュッフェ内で照代さんを尾行し

野菜のコーナー近くに移動すると思ったら

八郎君に連絡していました。

それと、私がサラダのシェフを睡眠薬で眠らせて

402号室で今も眠って貰っています」

 

「玉子! 何を馬鹿な事を! 止めるんだ!」

しかしもう時既に遅し、彼女は話し始めた。

 

「八郎君? 人前で下の名前は

呼ばないでっていつも言ってるでしょ?」

鋭い目で八郎を睨む。

 

「ごっごめん、悪かったよ」

しゅんとする八郎。そして玉子が続ける。

これは……将来尻に敷かれるな、と誰もが思った。

 

「そうよ。あんたも往生際が悪いわよ

かわいい娘を泣かせたんだからね。

八郎君、これ以上言うようなら

心の牢獄に閉じ込めるわよ!!」

母の愛である。

 

「すいません オイラ心の牢獄だけは嫌です

うわおんおーん」

折角泣き止んだと思ったら

ママの心の牢獄と言うパワーワード

八郎も再び大口を開けて泣き出す。

 

「私達、浅利新聞社に問い合わせて

例の落書きの記事を書いた方は誰か聞いたの。

勿論、被害を受けたと言う事は伏せ

あの記事のお陰で町に観光客が増え

感謝していますって嘘をついて……そしたら

嬉しそうに照代さんが書いたと言う事を白状したの。

許せなかったわ!

私達からしたらただの幼稚な落書きを

まるで芸術のような書き方をして……

その記事の影響でやってきたヤンキー達に

町はメチャメチャにされた。

それにここに住んでいた八郎君のお姉さんも

あいつらに絡まれ引きこもってしまったの。

自殺未遂も何回も起こして……

綺麗な戸奈利町はもう帰ってこないのよ。

たった一つの記事でこんな事になるなんて」

彼女は涙を流しながら声を絞り出す。

それを見かねて半ば諦めの表情の八郎が続ける。

 

「彼女はツイッター狂で、取材先を逐一

ツイートしている事を知った。

ツイートの度、チェックし

チャンスがないか伺っていた時。

このホテルに泊まる事を知ったんだ。

そういえばあの落書きの事もツイートしてたな

アリサちゃんの言う通り

今思えばそれで広がったんだと思う」

 

「それでこのホテルのバイトになったのね?」

 

「ああそうさ。丁度食中毒のあった直後で

責任者を切ったホテルは、新人募集してたからね。

食中毒を引き起こした者を切ったから安全です。

みたいな事もその時PRしていたな。 

何にせよ、何かチャンスがあるかもしれない

この偶然は神がくれたチャンスなんだ。 

動機も照代さんとの繋がりも、新人のオイラなら

疑われる事も少ないだろうしね」

 

「すごい行動力ね」

 

「だが、そこからは

どうすればいいか分からなかった。

全くの素人だからね。 

そこで、誰でも完全犯罪が出来る方法を

教えてくれるサイトを

ネットサーフィンして見つけて

そこで相談したんだ。

メールを送って暫くしたら返事が来た。 

そこには、有料と無料どっちのコースにする? 

と書いてあったんだ。

金はほぼ無かったから無料を選択した。

有料との違いは、ターゲットがある条件をクリアすると

生き残る可能性があるという話だった」

 

「ある条件って何かしら?」

 

「その条件が、あの謎の暗号さ。 

あれをターゲットが犯行前に自力で解く事が出来れば

その凶器を回避出来る様な問題で

それを見事解き明かせば

生き残る可能性が出てくるとの事。

ただ相当難しい暗号なので

ほぼ100パーセント始末できる。と言われたので

無料を選択した」

 

「そのサイトで殺人トリックを教えて貰ったって事ね?

恐ろしいサイトがこの世の中にあるものね。

お陰で地獄の苦しみを味わわされたわ」

照代が八郎を睨みながら言う。

 

「ちょっと横から失。礼します。

そ、の、サイト、の名前は分か。りますか?」

突然トイレから戻ってきたオーナーが八郎に聞く。

 

「ああ、サイト名は登竜門だよ。

見かけは普通の料理のサイトだが 

管理人に直接メールを送ると

殺人の方法を教えてくれるんだ」

 

「ほう。登竜。門と言う、のですね

分か、りました」

 

 オーナーはポケットからバカでかい携帯を取り出し

何かを打ち込んでいる

そして、もうここには用は無いといった面持ちで

この場から去っていった。

もしや殺人の依頼でもするのであろうか?

そんな悪意に満ちたオーラがオーナーを包んでいた。

しかし、誰もそんな事は気にせず

八郎の告白を待っている。

 

「そのサイトの管理人のハンドルネームは

 

【謎老子

 

と名乗っていたな。

そいつは、目的達成に必要な道具一式を

送ってきたんだ」

 

「それを無料で? 送料とかも掛かるし

無料じゃない筈よ。謎老子とか言う人

何でそんな事をするのかしら?」

 

「そういえばそうだな。

無料なのに何から何まで面倒見てくれたよ」

と八郎は当時の事を振り返った……

 

え? ホワンホワンは無いのかですって?

何ですかそれは? 詳しく聞かせて下さい!

 

事件の数日前

「おい、色々送って来たけどさ

本当に無料でいいのか? 後で金くれって言うなよ」

 

サイトのチャットルームで謎老子に問いかける八郎。

 

「そんなせこい事はせん。添付の書類をよく読み

わしの言う通りにすれば、完全犯罪は間違いない。

まあ年寄りの道楽じゃ。じゃが

やるからには確実にやるのじゃぞ。

中途半端な真似は許さんぞい」

 

「そんな事分かっている、覚悟の上さ」

 

「何でそんなに熱いのかしら? 

その老子あなたとは赤の他人でしょ?

それにしても老子の作った暗号

あなたは答えを知っているの?

私達も考えたけど全然分からなかったわ」

 

「あいつはチャット越しに感じたんだけど

人に物を教えるのが好きみたいな印象だったな。

それと、とんでもなく賢い人物だと思う。

そして、もし自分の作った暗号を解けた人間は

 

【うちのチーム】

 

に引き込みたいと言っていた」

 

「うちの……チーム……? 複……数犯?」

 

「そうです。何でも、自分の作った謎を

解ける者がそのチームにも居ないらしい。

作っても、誰にも解いて貰えない。

かなり寂しいと言ってました。

だから、その暗号を解き

その毒入り野菜を回避した時には 

それ以上の追撃せずにしてくれと頼まれました」

 

「そんな話聞いた事ないわ……要するに

ターゲットが賢ければ、殺人犯のチームに

引き込まれるって事でしょ?」

 

「オイラもそう思いましたよ……

まあ謎老子のやり方以外で照代さんを殺しても

すぐにばれて捕まってしまうから

追撃なんか怖くてできないです

悔しいけれど解かれたら諦めるつもりでした」

 

「そんなやり取りがあったのね……」

 

「まあこれは無料だから仕方ない。

でも結局、暗号は解かれずに

ターゲットが生き延びた 

この場合の事は考えていなかったです

因みに、その暗号の答えはオイラも聞かされてません」

 

「なぞなぞとか暗号を出すのが趣味の殺人犯って事? 

だから【謎老子】か、依頼人からターゲットを聞き

暗号付きの脅迫状が依頼人からターゲットへ送りつけられ

それを解けなければ、死ぬ。

というゲームをやっていたって事なの? 

信じられないわ……それにしても

ターゲットに警告する凶器に関するなぞなぞを

簡単に考えてしまうなんて相当頭が良い人ね」

 

「ああ、きっとそうだろうな。彼とチャットしてて

すごく賢い印象をうけたよ」

 

「やはり老人なのかしら?」

 

「そこまでは分からないです。年齢も性別も

チャットでしか連絡していないから偽れるし・・

そして、色々調べてくれたらしく」

 

「あの女のツイッターを見る限り、食事する時は

野菜を先に食べると呟いておる。

あやつはビュッフェの取材に行くと言っておったし

それを利用するぞい。この野菜と毒を送る

これを凶器にするのじゃ。

そしてこれはターゲットに送る暗号じゃ。

部屋をボーイの恰好して一部屋一部屋探して

差し込むのじゃ

後、この本をよく読む事じゃ」

 

そして、2日後に2度目の荷物が送られてきた。

本が数冊と、毒のビンと、それを付ける

赤緑2色の野菜と暗号入りのカードです。

 

「野菜はこれじゃなきゃいけないのか? 

それと、なんだよこの本。 

 

『ビュッフェで取られ易い野菜の置き方ベスト10』

『猿でも分かるビュッフェでの野菜の置き方』

『ここが熱い。ビュッフェで取られるポジション野菜編』

 

こんなピンポイントな本がよく売られているな」

 

「ふぉふぉふぉふぉ

あやつはこの野菜を必ず取るじゃろう。心配するな。 

本はどれもベストセラーじゃよ。

しっかり読んで勉強せい

殺したくてしょうがないんじゃろ? あの女を

一通り読み終えたら、テストするからの」

 

「テスト?」

 

「そのテストとは

オイラに皿の上に野菜を置いた写メを撮らせ 

それを謎老子に送信し採点してもらう。

採点と言っても合格か不合格の2つだけどね。

合格するまでに15回やり直しさせられたな。

合格と言われても、前にやった14回と何が違うのかは

オイラには分らなかったが

老子なりの答えがあったんだろうね。

結局会場では緊張で

その通りに置く事なんて出来なかったけどね」

 

「よし、まあ合格じゃの。

この感覚を忘れるでないぞい?

次にフォーシングと言う物をお主に教えよう。

この動画をよく見て覚えるのじゃ」

 

「そういってオイラの携帯に動画を送って来た。

念には念をと言った所か

見終わったら削除する事を念を押していたな。

そうやって全てその人に叩き込まれたのさ

妥協を許さない人でしたよ。 

後はアリサさんの推理通りですよ。

子供だと思って色々話しすぎたかもな

それに覚えたてのフォーシングの

初歩のテクニックを警官が仕掛けてきたんで

見破らずにはいられませんでしたね。 

あーこれ! 新鮮ゼミでやった奴だ! 

やったーって感じだったもんなぁ……失敗したよ」

 

「八郎君。何でエレベーターに乗った時に

私に話しかけてきたの? 無視する事も出来た筈よ?

そうすれば私達にサラダのシェフとの関係を

見抜かれなかったかもしれないのに」

 

「さあ? でもあの時と、12年前と

全く変わっていなかったから……かな?

ついうっかり声をかけてしまいました。

彼女には悪いけど

当時オイラ先輩に憧れていたからね」

 

「そう、じゃあ詳しく犯行の事を教えてくれる?」

 

「はい。まずはツイッターでここに来る日付は

わかっていましたが、どこに泊まっているかまでは

流石に呟いていなかったので、一部屋一部屋訪問し

照代さんのいる部屋を探していたんです。

誰にも見られないように注意しながら

一部屋一部屋訪問するんです。

これも謎老子のアドバイスです。

地道な作業は好きなので苦では無かったです」

 

「そういえば私の部屋にも

そんなやり方で探してたわね。

でも本当に喧嘩して追い出されたの?」

 

「ああ・・それは嘘で

調査がどこまで進んでいるか

気になったので探りに行ったんです」

 

「そうだったの……」

 

「はい、そして本人が出てきた部屋が

5-11号室だったので

確認して扉を閉めた後、10分位待ってから

あの暗号カードをドア下の隙間に差し込みました。

その後に、彼女に照代さんの部屋番号を連絡した後に

一階で待ち合わせしていた男に会いに行きました。

エレベーターで先輩と会った時

一緒にいたのは一階で待ち合わせしていた男で

サラダ担当のシェフです。

部屋に誘い、睡眠薬を入れたコーヒーを

飲んで貰い眠らせました」

 

「やっぱりそうだったのね? 確かにこの計画に

サラダのシェフはいたら困るものね」

 

「そして、ビュッフェ会場のトイレで

ビニールに入れていた例の野菜に毒を塗り

皿の上に乗せ移動しました。

当然皿を持ってトイレから出る所を

見られない様に苦労しました。

ここが一番緊張した所ですね。

で、皿に一つだけ野菜が乗っているのは変だと

思われるので、早めに料理を盛り付けました。

そして、サラダの所に行き、照代さんを待ちました」

 

「成程ね」

 

「ビュッフェの1時間前位に彼女には

照代さんの部屋の前で待ち伏せしてもらい

ビュッフェ会場に同じエレベーターで移動し

会場についた後も、後をつけて貰いました。

そして、彼女から連絡があったので

急いで毒入り野菜を紛れ込ませました。

そしたら、一発目で照代さんは毒入り野菜を

取ってくれたので、彼女と合流し暫くしたら

犬の声と女性の悲鳴が聞こえて

照代さんが倒れていたので

一応様子を見てから部屋に戻りました。

先輩も覚えてる筈です。ふうー」

話し終わると椅子に座り溜息をつく。

 

「確かにトングで野菜をテーブル上の

サラダの中に入れている姿って

ビュッフェではあまり不審な動きじゃないものね。

やっぱり要らないから戻そうとか

逆に今から皿に盛っている風にも見えるし

毒入り野菜を入れているとは

誰も思わなかったでしょうね。

不思議に思うのは、もし照代さんが

始めに野菜を取るという

ツイート通り野菜のテーブルに行かないで 

他の料理しか取らないまま

ビュッフェが終わってしまったら

どうするつもりだったの?

後、その本はまだ手元にあるの? 

あるなら証拠品として預からなきゃいけないわ

老子とやらを逮捕する為には必要だし」

ママが八郎に尋ねる。

 

「そうなったら謎老子との約束通り諦めますよ。 

謎を解き、毒入り野菜を回避したと判断したのならね。 

だけど、その謎自体を忘れていたか

スルーしたと判断したならまた同じ事をやるだけです。 

照代さんは、各地のビュッフェの取材をしてる様だし。

ツイッターでまた自分の出張先の事を呟くでしょう。 

何度もやるつもりでしたよ、成功するまでね。

まあ、今回の様に

毒入り野菜を食べた上で生き残ってしまった以上

もう迂闊には呟かないとは思いますけど。

後、謎老子に送られてきた物は全て

使い終わったり読み終わった物は

処分するよう言われてたので焼却しましたよ」

 

「でも、死の淵から起き上がって直後に何したと思う?

自分を撮影してツイートしてたよ、このおばさん」

泣き止んだアリサが、照代を見ながら言う。

 

「うるさい! 職業病よ。後お姉さんよ?

目が悪いのかしらおちびちゃん。

手帳とかに書くのと同じでしょ?

私の書く記事の種は、ツイッターに残していて

記事を書く時、携帯を見返し書いているんだから」

 

「何でもかんでもツイッターね。

学校で文字を鉛筆でノートに書き

勉強しても結局こうなるから全く意味ないね。

新聞記者じゃなくてキーボードで打ち込むから

新聞打者に名刺を書き換えたらどう?」

 

「いいのよ。歌手だって実際歌っている訳でもなく

流れてくるあらかじめ収録した

音楽と歌声に合わせて口を動かしているだけでしょ? 

あんな見え見えの手が横行してる世の中よ? 

適当でいいのよ。でも勘違いしないでね

私は手書きじゃないけど真剣に記事は書いてるからね?」

 

「ふーん。悲しいけどそんなもんなのかなあ

八郎さん……一つ聞きたい事があるけど」

 

「何かな?」

 

「犯行前に遊戯室に来ていたのはどうして?」

 

「それは……そうだな……緊張をほぐす為かな? 

初めての事だから。こういう時こそ何も考えずに

遊んでから臨んだ方がいいと考えたのかもな

松谷修造もリラックスする事が大事って言っていたし」

 

「そっかあ八郎さんも修ちゃんのファンなのね?

でも修ちゃんの教えを悪い事に使っちゃ駄目だよ……」

 

「アリサちゃんもファンなのか。

うん、そうだよね反省しているよ」

 

「でもね私、一緒に歌った時本当に楽しかったんだよ」

 

「オイラもだよ。でも、これでオイラは終わりだ。

アリサちゃん。カラオケはもう一緒に行けないね……」

アリサを見て力なく言う。

 

「交わした約束忘れないぜ!!」

あの曲の1フレーズを力の限り叫ぶアリサ。

 

「えっ? アリサちゃん? こ、これ以上はいけない!」

戸惑いながらも、この前のやり取りを再現する八郎。

しかし、声が僅かに震えている。

 

「ふふっ、いいのよ! 必ず、ね? 

大丈夫アリサ待ってるから!!」

まるで母親が息子を励ますような力強い言葉。

 

「ありがとう。何か今日は泣いてばっかりだな……」

 

 八郎はまたも涙が出てきてしまう。

そう言いつつ観念して両手を前に出す八郎。

竜牙刑事が手錠をかけようとする。が、その前に一言

 

「あのー私、何もしていませんが

手錠かけちゃってもいいんでしょうか?」

中々謙虚な男である。

 

「当然じゃない? 私は非番なのよ。

まだ私に仕事させる気なのかしら?」

 

「そうですよね。でも、なんか

断らないと申し訳なくってつい

しかし、鏑木刑事さんのお嬢さんすごい推理でした

うちの課の竜牙と交換したい位ですよガハハハハ」

 

「あら? じゃああんたがうちの娘になるって事? 

嫌よ私は背が低い男性が好みなのよ。

こんなでかいのは要らないわ」

 

「そんな事言わないで下さいよお母さん」

ビュオォォ! ガキィ

 

 刹那。ママの掌底が竜牙の下顎の左側を的確に捉え

竜牙の下顎がちょっと右にずれる。

 

「いててて。よーひ、気合も入った事だひひくぞおらあ」

すぐに警官が駆けつけて八郎とその彼女を共に連行する。 

 

事件はこうして幕を閉じた。

 

「すごいね、アリサちゃん」

真理が八郎が居なくなった後に声をかけてくる。

 

「あ、まりちゃん。そうでもないよ。

彼女さんと共犯だって事、全く気付けなかったし

八郎さんが、うまい事罠に掛かってくれたからだよ。 

信者達も協力してくれたし。ふぁー

頭かなり使ったからかな? めちゃ眠いなあ」

 

「信者?」

 

「ああこっちの話よ」

 

「そう、ご苦労様、名探偵さん

ゆっくり休んでね。あ、そうそう。

母ちゃんから連絡があって実家に

30歳の男の人が働きたいって連絡があったのよ。

アリサちゃんのお陰なのかな?」

少し考え、あの花火職人が電話したんだと事に気づく。

 

「うん。世直しの副産物よ」 

 

「そ、そうなの? とりあえずありがとう!

必ずお礼はするからその時はうちへ遊びに来てね」

 

「ふぁーい。じゃあねー」

 

私の書いている小説です

 

https://novelup.plus/story/200614035

 

https://estar.jp/novels/25602974

 

https://ncode.syosetu.com/n3869fw/

 

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