magisyaのブログ

小説となぞなぞを投稿してます

28話 30階 運動場

 

運動場は人が少ない。

ビュッフェが終わった後で食事休憩の人も多い。

そして、毒入りの食べ物が出た直後で

犯人がどこかにいる危険性もある。

殆どアリサの貸しきり状態。

30階のフロア一面を使っていて広さは

ビュッフェの宴会場と同じである。

中央には卓球の台や

バレーボールやバドミントンのコートがあり

数名が遊んでいる。

4隅の壁の中央にはバスケットゴールがある。

そこでシュートの練習をしてる客が。

そして、レンタルサイクルもやっていて

室内で自転車に乗る事も出来る。

 

更にはマッサージ店もあり

宿泊客なら無料で施術をしてくれる。

筋肉痛も捻挫も肉離れも容易く治す

神の手を持つ男だ

このホテルで一生を終えるには

惜しい腕前。だが、何故か

斉藤隆之を崇拝し離れようとしない。

謎のカリスマがある隆之。

 

一通り見て回るも何も見つからない。

ふと、天井を見る。

すると天井の鉄骨の溝に

バレーボールが引っ掛かっている。

高さは、9m位だ。よく見るとボールに

茶色い染みの様な物が付いている。

勘の良い方なら気づいたであろう。

 

そう、隠れユッキーだ。

白いボールに絵師が命を吹き込んだ。

間違った命を。間違いは、正さなくては。

だが、余りにも遠い。

 

「あ、ユッキーだよ。はあーどうすんだあれ 

拡大して撮影してもぼやけるし何とか降ろさないと」

大きな溜息をつくアリサ。 

そんなに大きい溜息をつくと幸せが逃げていくぞ

それでもいいのか? アリサよ!!!!!

 

アリサは携帯で検索サイトに

天井 ボールと打ち込み調べてみる。

 

すると、出てきたのはやはり

電球交換の業者に仕事のついでに取って貰う

といったやり方が出ているだけ。

そんな事をしたらホテル代割引き所ではない。

大赤字だ。と、そこへ 

 

ピッピッ ピッピッ ぜんたーい止まれ! ピッピッ

一人の男性率いる、筋肉質な人の集団が

運動場に入ってきた。500人はいる。

流石高級ホテルだ。500人を泊められるのだ。

 

「明日は君達桜花ジャパンが、活躍する晴れ舞台。

最終調整を入念に行ってくれ」

 

「はいっ!」

 

リーダーの男が筋肉達に話をしている。

何かの大会でもあるのか?

そして、筋肉達は隊列を組み始めた。

 

万里の長城

 

ピッ 響く笛の音

すると、その筋肉の集団は

隣と腕組みをし、壁を作り始めた。

万里の長城をイメージした肉の壁。

団体競技の選手だろうか?

 

「はい! ピラミッド」 

ピッ

続いて下は13人で13段の

ピラミッドを5つも作る。

そして余った筋肉は

ピラミッドの両サイドでポーズをしている。

 

「わー凄ーい♡」

 

「ん?」

アリサのわざとらしい声に、男が気付く。

 

「これがプロの練習風景だよ。凄いでしょ?」

 

「うん! もう少しで届くよね?」

 

「え? 何に?」

 

「天井のボール。私ドジだから

トスしたら、運悪く天井に引っ掛かって。

取りたいけど少し足りないの。

私もクラスの中では一番背が高いけど

流石にこの高さじゃ・・ね・・」

怪力少女アリサ。

だが、こう言えばボールを

無料で取って貰えるかもしれない

中々良い考えだ。

 

「? そうか、あれだね?」

(幼稚園の子かな? こんな小さいのに

身長が一位という事はそうだよな。

でも・・幼稚園って組分けの事

桃組とか桜組って分けてなかったっけ? 

でもこの子今クラスって? 

そうか、幼稚園でもそういう制度を廃止して

クラスって言う様になったんだ。

時代は変わったなあ?)

変な嘘を突いて、男を混乱させるアリサ。

 

「そうですぅ♡」 

 

「頂上の人に立って貰えば取れるよ! 

本当は本番でしか見せたくない技だけど

今回だけだよ?」

 

「わー♡見たーい」

? 何故か子供の振りをするアリサ。

本来もう少し大人びた口調だった筈

何故か今は隠している。

これは逢引時に、男性に高い物を購入して貰おうと

女性が使う手段によく似ている。

普段よりも可愛らしく喋り

無邪気な子供の喋り方でおねだりし

アダマンタイトよりも硬い財布の紐が

緩めてしまうという兵法だ。

この若さでそんなテクニックを習得するとは

将来魔性の女になりそうだな。

 

「よし早乙女君頼んだよ。はい! ピラミッド+1」

ピラミッドが完成したと同時に

頂上に居た早乙女と言う筋肉が立ち、ボールを取る。 

至近距離で、ユッキーを一般人に見せる行為だが

その筋肉は、頂上と言う危険なポジションを

担当しているだけあり、アリサには及ばないが

ユッキーに少しだけ耐性がある為気絶せずに済んだ。

 

「わーいありがとーかっこいー♡

サラマソダーよりも高ーい♡」

ぴょんぴょん跳ねながら万歳する。

普段からこんなに可愛いければいいのだが

残念ながら今は猫を被っている。

そして、最後のワードを聞いた早乙女の表情に

かげりが出る。

 

「ヨヨヨヨ? サラマソダー?

確か火の蛇だね? それよりも高いって光栄だね。

・・でも何か嫌な気分なんだ

何かこの言葉にトラウマを持つ人も

居そうな気がする。

やっぱり何かこの言葉嫌い!

お願い! 今の言葉二度と言わないで?」

早乙女が嫌そうな顔をする。

 

「サラマソダー低いよ?」

アリサ止めるんだ。何か危険な感じがする。

 

「駄目だよ・・その言葉は絶対に駄目

サラマソダーは高いの!」

 

     ЖごおおおおЖ

 

同時に早乙女の背中に、どす黒い

高密度の憎悪が湧き上がる。

そして突然ピラミッドの頂上で暴れだす! 

ピラミッドを潰して低くしようとしている。

ドンドン

 

「いたた。早乙女さん? やめて!崩れるー」

 

土台の筋肉達が悲鳴を上げる。

 

「サラマソダーはこんな物よりも絶対高いの!」

自分達の作品をこんな物扱いである。

 

「え? でもパロパレオスのレンダーバッへ・・」

 

「高い!!」

 

早乙女は顔を真っ赤にして本気で怒っている。

どういう事なのだ?

 

「はいっ!」

 

「分ってくれればいいんだ

あの・・君に相談があるんだけどちょっと良い?」

ボキッゴキッ

手の関節を鳴らしながらアリサに聞く。

 

「なあに?♡」

 

「今からここから降りるんだけど

一回だけでいいから君の顔を殴らせて欲しいんだ」

早乙女さん、気持ちは分るが相手は子供なのだ・・

 

「え? 別にいいけど・・って 

え? え?? 何で? 何かした私?

そんな太い腕で殴られたら

頭と体が分離しちゃうよ?」

 

「それは仕方がないと思うんだ。

でも、君はそれだけの事をしたんだ。

色々な人達の心に傷を・・

塞がり掛けていた心の傷に再び深くて

大きい傷を残してしまった。

君は、すごく小さいけど

それをいい事に何度も言ったよね?

悪い事を悪いままにしておく事は出来ない

一発位なら死なない。諦めて受けて欲しい」 

 

「ち、小さいは余計だと思いますぅ」

早乙女の柔らかな口調と裏腹に

アリサに向けられた明らかなる殺意!

 

アリサの言うサラマソダーとはSFCソフトの

カラムーチョラグーンに登場する

ビユウと言う主人公の操るドラゴンの事だ。

 

ある日、彼が仕える王の娘ヨヨヨ王女に誘われ

その竜の背に乗りデートする事になった。

一介の剣士のビユウ。剣術一辺倒で武骨な男だった。

王女から突然誘われ戸惑ったであろうが

嬉しかった筈。だが・・製作者は

恐ろしい仕掛けをラストに持って来る。

 

目的地に移動中

飛行中のサラマソダーの背の上で

 

「サラマソダーすごく早いね!」 

 

と褒めてくれた。

自分が大事に育てた相棒を王女に褒められた

しっかり育てたかいがあった!

ビユウは無表情だが心の中で喜んでいた筈。

その瞬間ビユウはヨヨヨに惹かれていった。

そして、デートの行き先は

伝説のある教会。

2人きりで訪れた男女は将来必ず結ばれる。

そんな伝説があると教えてくれる。

だがその時は、入り口で引き返した。

 

「大人になって、その時も同じ気持ちだったら

一緒に来てくれる?」 

 

との話だ。まあそれは納得いく

しかし、その後、王女は帝国に捕われ 

その将軍パロパレオスと仲良くなる。

そして彼の竜、レンダーバッヘに乗った時

パロパレオスの背中で

 

「サラマソダーよりずっとはやい!!」

 

と言ったのだ。

ただ、この事実はビユウの耳には入っていないし

将軍もサラマソダーの事を知る由もない

言う必要は無かった筈なのだ。だのに

あえてその言葉を発したヨヨヨ。

これには恐らくこういう意図がある。

 

彼女が、サラマソダーの背に乗った事も

レンダーバッヘに乗った事も

単独では意味をなさない。だが

今画面の前でプレイしているプレイヤーだけは

双方の事情も分かっている。全て知っているのは

プレイヤーのみと言う事になる。

そう、この言葉は操作してるプレイヤーのみに

ピンポイントで大ダメージを与える為に

描かれたシナリオ!

 

プレイヤーは、既にビユウに成りきっている。

そしてサラマソダーも共に戦ってきた

かけがえのない仲間

その仲間を馬鹿にされ、自分ビユウ

一緒にいる時よりも楽しそうにはしゃぐヨヨヨ。

 

(あっれれれー? 今、俺は何を、見せられて

いるんだぁ?俺は、一体、何を?)

 

そう思いながら、半ば呆れ顔でテキストを送る被害者。

そう、最早プレイヤーでは無い。彼らは被害者なのだ。

ピッピッミシッ(コントローラが割れる音)ピッピッ

送れば送る程見えてくるこの女の醜い座作進退ざさしんたい

見終わった頃には、この女と共に歩む未来は無い

と考えるようになる。これも作り手の思惑通りである。

 

積極的に空のデートに誘ってきたヨヨヨは

身分違いと言えど好意を持っていると信じていた。

いずれ結ばれる伴侶となると確信していた筈。

この幸せ者めうりうり~と肘を画面内のビユウに向け

ツンツンしつつ茶化す様な動作をしながらも

心の奥底では、ビユウ=自分と投影して

ヨヨヨと付き合っている気分に浸る被害者。

 

そんなハッピーエンドを誰しも描いた筈・・

 

否! そう描く様に書き手によって仕組まれた。

まるで書き手の掌の上で転がされている様に。

そして、各自で明確にその結末を描いた後に

 出会って間もない敵国の将軍に心を奪われ

元彼であるビユウのドラゴンを引き合いに出し

パロパレオスのドラゴンを褒めるシーンを

見せつけた。意図的に!!

 

「サラマソダーよりずっと早い!!」

 

「え? ナニイッテンダコイツ

サラマソダー褒めてくれたやん

あれれれー? 俺、ゲームの中でも

フラれてるよお?? おっかしいなあ

俺、自慢じゃないけどゲームの中だけは

最強でどンな敵にも負けナクテ、モテモテで・・

アレー? オッカシイ? ナア?」

 

被害者は絶望。悪い意味で裏切られ絶句し

心に深いトラウマを植え付けられ精神崩壊した。

だが作り手の攻撃はそれだけではなかった。

 

その後、パロパレオスとヨヨヨは

帝国を脱出し、ビユウ軍に加入する。

そしてある日、思い出の教会に再び訪れる時が来る。

その時はビユウ パロパレオス ヨヨヨの3人で

中に入り奥まで進もうとした時に

ヨヨヨはビユウだけを追い出した。

そしてパロパレオスとの愛を誓った。

この時点で被害者のHPは0に。

だが、製作者は、死体蹴りを開始する。

 

ある日の事。ヨヨヨ王女の部屋から

夜な夜な苦しそうな呻き声が聞こえてくる

と、噂が流れる。不安に思ったビユウが

その真相を確かめる為、夜ヨヨヨの部屋に入った。

すると・・

何故か焦ったパロパレオスが入り口に走ってきた。

ヨヨヨの部屋から・・

その奥には、呻き声の主がベッドの上にいたという。

怪談騒ぎでは無かったが

怪談よりも怖いのは、現実という事を思い知らされる。

そう・・夜な夜なヨヨヨはパロパレオスと

夜のレスリングを続けていたのだ・・

 

被害者は、この惨劇を見ても

可能性があると考える。

 

「そういえばヨヨヨに好かれてるからって

余裕かましていたなあ。

だからこんな結末になったんだ・・

ヨヨヨだってこの世界で実際生きてるんだ。

呼吸だってしてるし、感情もあるんだ

女の子だしさ。ビユウからも

しっかり話さないと嫌われるんだ

最近のゲームは作り込んであるなあ。

よし! フラグを回収してヨヨヨエンド目指すべ

リセットっと」

ポチッ

 

しかし、ニューゲームで丁寧にフラグを探し

一度話しただけでは立たないフラグも懸念し

同じ人物に数回話しかける徹底ぶりで

完璧に一つも漏らすことなく

フラグらしい物を全て回収し

例の場面まで話を進めてみるも

何も変わらず、10時間程が無駄になる。

 

「あっれー? サラマソダーより早ーいは

回避不可か。でもここからだ」

 

ピリオド毎に、丁寧にフラグを探すも・・

 

「あれ? どんな小さいフラグでも

見逃さない俺が見逃しちゃったのかなあ?」

一人では限界が来た為、知り合いに

ヨヨヨルートのフラグがあるか聞いてみる。

 

「うーん絶対あると思うんだけど

今の所見つけられていないねえ」

純粋な友人。ヨヨヨとの楽しい未来が

必ずあると信じ込んでいる。

 

「そうか・・お互い頑張ろうぜ!」

 

「そうだな ヨヨヨエンド目指すぜ」

 

パチン

 

ハイタッチの音が虚しく響く・・

 

        2か月後

 

「だめだ見つからない

なあ、ネットで情報を募ってみないか?

そして、募った情報は

誰でも見れる様にするんだ。

そうすれば正しい情報が集まるかも」

 

一人がそんな提案を出す。

 

「おお、いいね」

 

そしてその結果、世界初の攻略サイトが誕生した。

男達の執念の結晶体。

自分の人生の数分の1を惜しげもなく費やし

自分を磨く事も出来た貴重な時間を

特定のドットで描かれた人物同士の

恋愛の行方を見届ける為だけに使う・・

おかしいのではないか? と思う方もいるだろう

だがそこにこそ、いや、そこにしか

彼の心の安寧はないのだ。誰も彼を止められない。

 

効率よくデータを集め、ゲームの

様々なデータは完璧に纏め上げた。

初心者の被害者プレイヤーの参考になり

沢山のPVを得た。

広告収入もある程度入り、いつしか

学生でバイトも行かず、月々の支払いが出来た為

更にフラグ回収に没頭する結果になった。

 

だが・・見つからないのだ。必ずある筈の

いや・・ここまで来たらあると思うしかない

ヨヨヨとのエンドフラグが・・

その努力も虚しく2年が経過

誰一人そのフラグを見つける事は出来なかった。

しかし、ここまでヨヨヨと言う女に

拘る事はあるのか?

 

れ? マタダメダタゾォ? 

まあいい。ジ間はムゲンニアルルルン

もう一度ニュウゲー無駄ぁ」

 

時間は有限だと思うが・・

彼の思考回路はおかしくなっている?

最後の

 

「無駄ぁ」

 

はニューゲームをやっても結果は同じ

無駄なんだよぉと言う

彼の深層心理の表れなのかもしれない。

 

「ハァ。もう何℃このseaン視てルンだろお

でもいい矢。次にはヨ世ヨ♡ちゃんと

くっ付くんだ門ねえ」

 

言語が歪んできている。

 

アップデートで色々更新できる

今の時代では信じられぬが

一度出荷したカセットをいじる事は出来ない。

即ちそんなフラグは元から存在せず

永久に見つかる事はない。

 

この真実に気づいた瞬間被害者達は

無表情にカセットをへし折り

焼却、その灰を天空に撒き散らす・・

そして、両目から溢れる何か

涙ではない。

だって悲しくなんかないんだもん

だが、拭っても拭っても溢れてくる。

目から出て来る謎の液体?

いや、これは浄化してくれているのだ。

汚れ切った体を、そう

目から洗浄作用のある水を流し

全てが無かった事にしてくれる様に・・

限界まで追い詰められ、汚れ切った人間だけが

出す事が許される奇跡の水

 

      【超越神聖水】

 

「これは、何ナん駄? オ、俺は

今魔で、何を、ヤって、痛んだだダ?」

意識が混濁し、呂律が回らなくなる。

 

残ったのは邪悪な思い出と

手に少し残ったカセットの灰と

攻略サイトと【超越神聖水】のみ。

かつては生活費を支払っても

おつりがくる位の収入があったが

新たなゲームの攻略サイトに埋もれ

既にPVは全盛期の一割に落ち込み雀の涙に・・

 

虚空を彷徨う瞳。

ポカーンとだらしなく開いた口。

そして彼らはめでたく廃人からの卒業。

新たなる門出の時。

しかし、夜眠ろうと目を瞑ると

あの女の恐ろしさを思い返し身震いする。

あの灰の様に、この記憶も、消せればいいのに・・

 

ゲームは楽しく始まり楽しく終わりたい。

そんな当たり前の欲求すら

この書き手は許してくれなかった。

 

その書き手のインタビューで、ヨヨヨは

私も嫌いなキャラです。言ったそうだ。 

仕事の為に仕方なく作ったという事か?

だが、辛い現実から逃れる為遊ぶゲームで

こんなドロドロしたシナリオを

入れる必要性は本当にあったのか?

このゲーム、対象年齢12歳以上とされている。

主に子供達が遊ぶゲームなのだ

12歳であのシーンを見て

 

「はへー、女は簡単に裏切るのかぁ

・・そっかそっかぁ

じゃあ傷つかないようホ○になろっと」

と言い出す子供も現れるかも・・

そうでなくても、彼が成長し

好きな子が出来て、告白しようと思ったその瞬間

 

「サラマソダーよりずっと早い!!」

 

という言葉が甦り、どもってしまう可能性も

ゼロではない。

本来成立する筈のカップルが消える・・

 

これは、書き手の自己満足にすぎない。

こんなシナリオを入れ被害者プレイヤー

喜んでくれると本当に思ったのだろうか?

 

そんな事を一切考えず、一心不乱に仕事しても

受け手を傷つけるだけで

意味はないのではないだろうか?

このシナリオを監督はよく通したものだな

不思議でならない。そして

嫌いならそんなキャラ作るな! と言いたい。

 

ぬ! 私とした事が少々

ヒートアップしてしまった様だ。

 

この事件をスクアゥェという会社が

作っている事からヨヨヨは

スクアゥェの3大魔女の一人と言われている。

 

当時SFCソフトは1万はしたソフト。

苦労して貯めたお小遣いで買ったソフトに

経済的にも、そして精神的にも

攻撃をされたのだ。

 

この惨劇が、家族団欒の中流れたなら

気まずい沈黙の中、空気を読んだお父さんが

リモコンで別の番組にしてくれるから

回避可能だが、一人で遊ぶゲーム故に

止めてくれる人がいなかった

最後まで見るしかなかった。

 

内容は凄くいいゲームだが

ヨヨヨの部分だけに関しては快く頷けない

良くも悪くも心に残るゲームなのである。

 

私の書いている小説です

ブログより10話先まで投稿してあります

https://novelup.plus/story/200614035

https://ncode.syosetu.com/n3869fw/

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